こだわりの詰まったブレーキキャリパーとローター

 「ウインマックス」ブランドで、ブレーキ製品を展開するエムケーカシヤマ(樫山剛士社長、長野県佐久市)。東京オートサロンでは、「ウインマックスが提案する新しい価値」をテーマに、同社製品として20年振りに製品化するブレーキキャリパーとローターを発表する。また、主要製品であるブレーキパッド製品やキャリパーの歴史を紹介するコーナーをブースに設け、こだわりのモノづくりを発信する。

 多種多様なブレーキパッドを開発発売する一方で、「足回り全体の完成度を高めるため、キャリパーとローターの開発は必要だった」と、ウインマックス事業部を担当する樫山洋之副社長は開発の経緯を語る。妥協は一切なく、軽くそして強度を併せ持つ製品は、細かな部分までも改良を積み重ね、高い精度を追求するウインマックスらしさが表現されている。展示車両は、このキャリパーキットを装着したGR86と、来期全日本ダートラに参戦する新型BRZの2台を予定している。

 ブレーキパッドは、ハイエンドモデルから初心者向けの製品まで、使用用途に応じた選び方を紹介する。材質が細かく設定されている「イッツ」シリーズや海外向けモデルの「W」シリーズなど、東南アジア地域でジムカーナの人気が高まりつつある中、国内外に向け分かりやすく商品展開することで、これまでの渋いイメージから脱却した新しいウインマックスを訴求する。

 会場では、物販のほかツイッターで投稿した来場者に、オリジナルのキーホルダーのプレゼントも予定している。