グローバルでモータースポーツ事業に力を入れている日本グッドイヤー（金原雄次郎社長、東京都港区）は、スポーツモデルのタイヤとして世界的な認知を誇る「イーグル」シリーズのラインナップを増やしている。
そのフラッグシップモデルが3月に発売された「イーグルF1スーパースポーツ」だ。従来シリーズのアシメトリックシリーズを超える高いグリップ力で、強力なブレーキング性能を実現している。タイヤの外側に大きな負荷がかかるコーナリング時においては、接地面積を最大化するために、大型のショルダーブロックを配置することで、ハンドリング性能が向上しており、高い操縦安定性を誇る。ストリートからサーキットまで走行できるイーグルF1スーパースポーツは、ドライ走行を支えるアウターセクションと、ウエット走行を支えるセンターセグメントを組み合わせたＵ字型コンパウンド構成を採用。遠心力が高まる高速域でもトレッドの変形を抑制する構造としたことなどにより、全速度域で安定した操舵安定性を実現している。
また、「イーグルF1アシメトリック5」も高いグリップ力とブレーキング力で高い支持を得ている。制動時に高負荷がかかるとタイヤブロックと路面の接地面積が増大し摩擦力を上げる技術を採用、ドライ・ウェット両路面において、制動距離の短縮を実現している。さらに、特殊シリカ配合で生み出された、高補強コンパウンドが路面からの衝撃を制御・吸収することで乗り心地も向上している。ハイパフォーマンスタイヤでありながら、ウエット性能と低燃費性能を兼ね揃えており、シティーユースで走りを楽しみたいユーザー向けのタイヤとなっている。
手軽にスポーツ走行を楽しみたいエントリー層には「イーグルF1スポーツ」を発売しており、世界中で愛されるイーグルブランドを、幅広い層へ提案していく。
