この度の人とくるまのテクノロジー展2022で、三菱ケミカルホールディングスグループでは、「未来のクルマをお客様と創りたい」という想いのもと、軽量化部材、バイオ由来材料、リサイクル材料、電動化関連素材など自動車のカーボンニュートラル実現に貢献する素材を展示する。

 例えば、リサイクル分野では、アクリル樹脂のリサイクルを紹介。回収したアクリル樹脂のケミカルリサイクルによりMMAモノマーを製造し、それを原料としたアクリル樹脂をつくるこの技術で、化石原料から製造したアクリル樹脂と比較して70%以上の排出CO2削減を見込んでおり、2024年の事業化に向けた実証を進めている。

 また、バイオ分野では、植物由来原料を用いたバイオエンプラ DURABIO™を紹介している。植物由来のイソソルバイドを原料とするDURABIO™は、透明性、耐候性、耐傷付き性、耐衝撃性、光学特性の物性バランスに優れているため外装部品にも適している。さらに、塗装レスでの高外観を活かしたパステル調の色調のインパネパーツとしても採用が広がっている。

 この機会にぜひ、三菱ケミカルホールディングスグループの未来のクルマへの素材提案をご覧ください。

URLは次の通り。
https://mcc-ams.com/news/event_220613/