本多通信工業(HTK)は90年の歴史を持つ、“つなぐ”をキーワードとした電子部品のコネクタ専業メーカー。創業からの通信分野で培った技術・ノウハウで、FA分野、そして車載分野へと事業を展開している。

 人とくるまのテクノロジー展2022 NAGOYAでは、主力商品の車載カメラ用コネクタをはじめとして、「高速伝送」をキーワードとした車載用コネクタやくるまの生産設備向けに実績のある産業用コネクタ、今後リリース予定の新商品を出展する。

 新商品として出展される『小型高速伝送(6Gbps/12Gbps)対応LVDSコネクタ TAHシリーズ』は、車載用LVDSコネクタとして業界最速水準の12Gbpsの伝送速度を実現した。伝送時の信号劣化抑制や長期信頼性と言った車載で求められる品質、業界最小水準のサイズ、誤挿入を防止する多彩なキーバリエーションなどの特長も有している。自動運転やADAS(先進運転支援システム)の進化・普及により扱う情報量が増大する車載機器の接続やECU間の車内ネットワークなどへの利用が期待される。