「自動車年鑑」創刊90周年おめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。
創刊号に広告を掲出しました日本電池は、二代目島津源蔵が1895年に創業し、1917年に島津製作所の蓄電池部門から独立して設立された会社です。一方、湯淺蓄電池製造(後のユアサ コーポレーション)も、1918年設立と時期をほぼ同じくして設立され、互いに技術を競い合い、日本の自動車産業草創期から、「GS」、「YUASA」ブランドの自動車用バッテリーを製造・販売し、お客様に親しまれてきました。2004年に、日本電池とユアサ コーポレーションが経営統合し、GSユアサが誕生。以降は、「GSユアサ」ブランドとして両社の強みを活かした事業活動を行ってまいりました。
近年、カーボンニュートラルや持続可能な社会の実現に向け、自動車においては環境負荷低減、電動化が急速に進んでいます。GSユアサは、EV、HEV、PHEV向けの車載用リチウムイオン電池や補機用鉛蓄電池など、自動車の進化に沿って最適な電池を開発し、世の中のニーズに応えています。
これまで培ってきた蓄電技術で、今後もエネルギーの未来を創り続けます。