日本の乗用車メーカー4社が発表した7月の米国新車販売台数合計は、前年同月比19・7%増の44万3428台だった。半導体不足に起因する在庫のひっ迫で市場全体が約5%増の回復にとどまる中、東日本大震災の経験を生かして影響の最小化を図ってきた日本勢の好調さが目立った。4社の合計は19年7月と比べても1・2%増と、コロナ禍前を上回る水準だった。調査会社の…