三菱ケミカルは「世界をもっとKAITEKIに」のコンセプトに基づき、気候変動、資源・エネルギー、海洋プラチックごみ等、数々の大きな課題に直面している世界に対し、これまで培ってきた総合化学のチカラでこれらの環境・社会課題を解決し、「KAITEKI」の実現に向けた取り組みを推進している。

 本年度の展示会では、ウェブ上に3Dバーチャル展示を用意し、三菱ケミカルグループの製品・技術やソリューションをコンセプトカーの映像やパネルで紹介する。コンセプトカーの映像では、自動車業界のメガトレンドを「つながるクルマ」「自動運転&安全」「快適室内空間」「電動化」「軽量化」「サステイナビリティ」の6つのカテゴリーに分け、それに対応したさまざまな技術を紹介する。注目されるカーボンニュートラルへの対応については、「サステイナビリティ」関連の技術としての植物由来樹脂やリサイクルの技術の紹介をはじめ、バッテリー周辺材料など「電動化」や、炭素繊維やガラス長繊維材料など「軽量化」への豊富な採用技術例を紹介するとともに、二酸化炭素排出削減への試算事例などを紹介し、お客さまと共にさまざまな課題解決に取り組んでいく。