ダイナミックマップ基盤(稲畑廣行社長、東京都中央区)は、滋賀県大津市など全国5地域の自動運転バス実証実験向け地図データの提供を開始した。

 実証実験では、経済産業省と国土交通省が連携し、地域でのラストワンマイルの効率化を目指すため、中型自動運転バスによる公共移動サービスの事業化に向けた検証を進める。

 すでに、2020年7月12日から滋賀県大津市で、7月20日から兵庫県三田市で実証実験を開始したほか、9月以降、福岡県北九州市・苅田町、茨城県日立市、神奈川県横浜市でも順次行う予定。自動運転技術の検証に加え、実際の乗客を想定した事業面の検証も行う。

 同社は、実証実験で使用する中型バスが走行するルートの地図データを作成する。この実証実験を通じて、自治体、交通事業者に対して安定的に地図データを提供できる仕組みづくりや一般道地図データ整備手法の検討に生かす。