大同特殊鋼は6日、知多第2工場(愛知県知多市)の一部を稼働したと発表した。今回稼働させたのは高機能ステンレス棒鋼のピーリング設備で、月産能力は1千㌧。自動車用ステンレス鋼等部品での供給拡大を狙う。同社は中期経営計画で、高機能ステンレス鋼や高合金などの高付加価値製品の生産力増強を目標に掲げている。その一環で知多第2工場の設備増強を実施した。段階的な…