住友化学の十倉雅和社長は31日、本社(東京都中央区)で開いた経営戦略説明会で、リチウムイオン電池(LiB)用セパレーターの生産能力を、当初計画の4分の3レベルとなる3億平方メートル規模にとどめていることを明らかにした。同社製セパレーターを採用したLiBを搭載する米テスラの電気自動車(EV)「モデル3」の生産台数が計画を大幅に下回っているため。十倉…