「フィリピン国際モーターショー2026」開幕 日本メーカーは電動車訴求 EVで「プリメーラ」復活

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  • 2026年6月6日 05:00

「第10回フィリピン国際モーターショー(PIMS)」が6月4日、マニラ首都圏パサイ市のワールドトレードセンターで開幕した。トヨタ自動車や日産自動車、三菱自動車、ホンダなど日本メーカーも多数出展した。2025年に新車販売台数が過去最高を記録したフィリピンでは、自動車市場の拡大が続くとともに、ハイブリッド車(HV)を中心に電動車への関心も高まっている。各社はHVやプラグインハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)などを展示し、成長市場での存在感をアピールした。会期は7日まで。

日産自動車は、EV「プリメーラEV」やPHVのピックアップトラック「ナバラ・プロ・プラグインハイブリッド」など同国市場に投入予定の新型4モデルを披露した。プリメーラEVは中国・東風日産のセダン「N7」がベースで、プリメーラの車名が復活するのは19年ぶり。

日産は4月に公表した長期ビジョンで、中国で開発・生産した車両を新興国などに輸出し、各国市場での競争力を高める方針を示していた。フィリピン市場には今後プリメーラEVやナバラ・プロを投入していく。また今回披露したハイブリッド車(HV)「エクストレイルeパワー」と「キックスeパワー」も展開していく計画だ。

トヨタはピックアップトラック「ハイラックス」のEV仕様、EV「bZ4X」、「ランドクルーザー」のハイブリッド仕様などの電動モデルを展示した。

ホンダは「プレリュード」のほか、「シビック e:HEV RS」「CR-V e:HEV RS」「HR-V e:HEV RS」などのスポーツハイブリッドモデルを展示した。燃費性能と走行性能を両立した車種を前面に打ち出し、運転する楽しさと環境性能を訴求した。

三菱自は「アウトランダーPHEV」のほか、25年11月に発売した「デスティネーター」、「エクスパンダ―」などを展示した。

トヨタや三菱自など日本メーカーが高いシェアを持つフィリピンは、25年の新車販売台数が前年比3.7%増の49万1395台と過去最高を更新した。HVの販売台数も過去最多となる2万5737台を記録し、電動車市場も着実に拡大している。業界団体のフィリピン自動車工業会(CAMPI)は、26年の新車販売台数についても同約5%増を見込み、今後もモータリゼーションの進展が期待される。一方、中国や韓国勢も新型車の投入で販売を拡大するなど競争が激化している。その中で、三菱自が29年度までの中期経営計画でフィリピンを重点国の一つに位置付けるなど、日本メーカーもフィリピンでの事業強化に注力している。

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