日野自動車は3月24日、物流子会社のネクストロジスティクスジャパン(NLJ、三好克浩社長、東京都日野市)を解散すると発表した。同社は物流の課題解決を目的に2018年に設立され、荷主が異なる荷物の混載などを実施してきた。日野は「プロジェクトごとに商業化段階への移行を図る」としている。混載運行は物流大手の鈴与(鈴木健一郎社長、静岡市清水区)が運営する。
NLJはトラックドライバー不足などの対策を実証しており、アサヒグループジャパンや住友ゴム工業、ブリヂストンなど25社が出資していた。「持続可能な商業化段階への移行を図る」(日野)ことを目的に、法人としては解散する。
25年6月から事業再編に向けた検討を始め、参画企業間で各活動の引き継ぎ先などを議論していた。同社の25年3月期最終損益は3億400億円の赤字だった。
ダブル連結トラックによる混載物流は鈴与が担い、商用化を目指すという。トラックの運行サポートや、運行計画の策定などを省人化するシステム「ネロス」は日野に専門チームを設置する。自動運転化に向けた開発と実証も日野主導で続ける計画だ。
非法人格の協議体も今後立ち上げ、NLJに出資していた企業らと物流課題の議論を続けていく予定だという。


















