ヤマハ発動機、原付二種の新型スクーター「ファツィオ」4/24発売 国内初のパワーアシスト機能 デザインと使い勝手を両立

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  • 2026年3月10日 05:00

ヤマハ発動機は3月9日、第二種原動機付自転車(原付二種)の新型車「Fazzio(ファツィオ)」を4月24日に発売すると発表した。ファッション性の高いスクータータイプで、デザインと日常での使いやすさを両立した。技術面では、モーターがエンジンの駆動を補助する「パワーアシスト」を国内で初採用した。ヤマハ発は同クラスでスポーツタイプを中心に展開しているが、デザイン性の高いスクーターで都市部に住む20、30歳代の若年層を開拓する。価格は36万8500円(消費税込み)、年販台数は6500台に設定した。

ファツィオはインドネシアで生産し、国内に供給する。現地では22年に投入しており、タイなど東南アジア諸国連合(ASEAN)で販売している。

外観は「オーバル(楕円形)モチーフ」を用い、流行にとらわれず、一目でファツィオとわかるデザインとした。ヘッドランプやデールランプなどのカバーやヘルメットホルダ―など、専用の着せ替えパーツも用意し、ファッションのようにカスタマイズも楽しめる。

高い走行性能も特徴とする。ヤマハ発の国内モデルとして初めて「パワーアシスト機能」を搭載。停車から発進時にスロットルを大きく、もしくはすばやく開けることで最大3秒間、モーターで駆動力をアシストする。これにより、登坂路や2人乗車時でもスムーズな加速を可能とした。燃費は一人乗車時で56.4キロメートル/リットル(WMTCモード値、クラス1)。

海外ではハイブリッド車(HV)として売り出すが、国内ではモーターの活用領域が広いストロングHVが一般的なため、簡易的なアシスト機能を持つ同車についてはHVとして打ち出さない方針だ。

また、日本仕様ではシート下の収納を19.1リットルに拡大。用品子会社のワイズギア(鈴木正和社長、浜松市中央区)製のジェットヘルメットを収納できるサイズとした。

プロジェクトリーダーの渡邊将行氏は「日常から週末の外出まで、自分らしくカスタイマイズし、毎日を豊かに彩ることができる一台に仕上がった」と語った。

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