デンソーは4月27日、ロームへの買収提案の取り下げを検討していると発表した。ローム側の賛同が得られていないため。パワー半導体事業の再編は、統合交渉入りを表明しているローム、東芝、三菱電機の3社連合が軸になりそうだ。
デンソーは同日午前、「当社がロームに対して行った株式取得に関する提案につき、ローム側の賛同が得られていないことは事実。当社は、当該提案を取下げることを含め検討している」と発表した。
ロームも同日午前、「当社が現時点で賛同の意向を表明していないのは事実だが、デンソーにて対応を検討されている段階」とコメントした。
両社とも「開示すべき事項が発生した場合には速やかに公表する」としている。
デンソーは、ロームに対する株式公開買い付け(TOB)を通じて株式を取得する提案をしたことを3月6日に表明。一方、27日には、ロームと東芝、三菱電機の3社が、パワー半導体事業の統合に向けて協議すると発表した。ロームを間に挟んで、デンソーと東芝・三菱電機が綱引きの状況になっていた。
















