日産、「パトロールニスモ」をスーパーGTのレスキュー車両に提供 495馬力と積載性でレースサポート

  • クルマ文化・モータースポーツ
  • 2026年3月21日 05:00

日産自動車は、新型「パトロールニスモ」を「スーパーGT」のレスキュー車両として提供すると発表した。最大8人が乗れる積載性と最高出力495馬力を発揮する走行性能で、安全なレース運営を支援する。現行の「Y63型」パトロールは中東市場などでヒットしており、国内でも2027年度前半の発売を予定している。

レース中のアクシデントが発生した際、医師やレスキュースタッフが乗車する「ファースト・レスキュー・オペレーション(FRO)」車両として運用される。スーパーGTは出力の異なる2クラスの混走で争われるのが魅力だが、近年は性能向上に伴ってドライバーが負傷するクラッシュも相次いでおり、現場での迅速な救助活動の重要性が増している。従来から先代パトロール(Y62型)を用いていたが、車両を刷新する。

パトロールニスモは日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC、真田裕社長、神奈川県茅ケ崎市)がサスペンションなどに専用チューニングを施し、走行性能を引き上げている。中東では昨年夏に発売している。NMCはニスモグレードの設定車種と出荷台数を28年度までに倍増する計画を掲げている。

今期のスーパーGTは4月12日、岡山国際サーキット(岡山県美作市)で開幕戦の決勝レースが開かれる。

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