リスク分散のため部品共通化を進める体制づくりが求めらえるようになってきた(画像と本文は関係ありません)

経済産業省は6月に「日本経済の新たな成長の実現を考える自動車戦略研究会」の中間取りまとめを公表した。この中では「業界の枠を越えた部品・仕様共通化」が一つのテーマとして挙げられた。自動車メーカー各社にとって「部品共通化」は長年のテーマとなっていたが、これまでのそれは、共通化によって得られる部品調達コストの圧縮が主な狙いだった。しかし、今回の改めて登…