興和精機は「先端技術が創る 次世代の整備」をテーマに、電気自動車(EV)用整備機器、二輪用整備機器、特殊整備機器の3つのカテゴリー製品を展示する。

 EV用整備機器は、EV駆動用バッテリー脱着のためのバッテリーリフターを参考出品する。合わせて整備工場の設計環境に合わせて選択できる壁面取り付け型、吊り下げ型の2種類の充電器を展示するほか、絶縁工具セットも出品する。

 絶縁工具セットはツール品目によって異なる5種類を取り揃える。同社ではHV、FCV、EVの感電・短絡事故を起こさないため、国内では唯一となる「EN60900(欧州統一規格)」を認定取得しており、その安全性の高さをPRする。

 二輪車整備機器では新型バイクリフトのコンセプトモデルを展示する。台板の形状を楕円形ですることで、足回りの整備をより車両に近い場所で行えるのが特徴だ。

 このほか、ホンダと共同開発して昨年夏に発売したCAN診断装置も披露する。合わせてローラーキャビネットツールセットも展示する。