京都機械工具(伊吹和彦社長、京都府久御山町)は、「体験(デモ)」をテーマにブースを展開する。現在利用しているエクセルの帳票に測定データを自動で入力する支援ツール「お手軽DXアプリ」や、人の手を介さずに機器の設定やデータの入力などを自動化する新たなソフトウェアの参考出品など、整備現場のDX化ソリューションを提案する。今後発売を予定する最新の整備工具も多数展示予定だ。

 同ブースの目玉は、新たな足回り整備の効率化ソリューションだ。ソフトをハードと連携させ、作業時の人為的なミスを0にする、次世代の整備作業を披露する。

 課題解決エリアでは、タイヤリフターやブレーキブリーダー、クーラントチャージャ―などの機器を紹介し、事業場の課題解決にアプローチする。「お手軽DXアプリ」エリアでは、作業記録と作業管理を実演することで、DX化に悩む事業場に具体策を提示する。

 ラチェットハンドルやスパナなどの高精度な整備工具を多数そろえた、同社の「ネプロス」シリーズは、今年で発売30周年を迎えるロングセラーブランドだ。これを記念した限定モデルの展示も予定している。