大同特殊鋼は、ギアなど自動車部品の表面硬化に用いる真空浸炭炉「モジュールサーモ」に、新機能となる「浸窒機能」を加え、4月から販売すると発表した。電動化部品の高強度化ニーズに応え、2030年までに20基の販売を目指す。eアクスル用ギアなどの電動化部品では、モーターの高回転に耐えるため、高強度化や低歪み化が求められる。こうした要求に応える熱処理技術と…