日刊自動車新聞社は3月18日、「第3回整備事業者アワード2024」の表彰対象事業者を発表した。日刊自動車新聞社大賞には、車検・鈑金デポ(上松禎知社長、千葉県浦安市)を選定した。整備技術力を高める取り組みや新たな技術を学ぶ探求心、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)での発信力などが総合的に評価された。3回目となる今回は、「イノベーション領域」「経営改善領域」「社会貢献領域」の各分野に53事業者のエントリーがあり、11事業者が各部門賞を受賞した。
整備事業者アワードは、市場環境の変化を前提とした先見性のある経営手法や取り組み、継続的な地域支援など社会貢献に取り組む自動車整備事業者に着目し、今後の自動車整備業の手本となり得る事例として表彰する。
表彰式は4月18日に都内のホテルで開催する。
部門賞表彰事業者と取り組み内容は次の通り。
【イノベーション領域】
▽先端整備賞=車検・鈑金デポ(千葉県浦安市)
▽DX(デジタルトランスフォーメーション)賞=柴田自動車(岐阜県坂祝町)
▽専門性強化賞=久松自動車販売(大阪府羽曳野市)
【経営改善領域】
▽ES(社員満足)向上賞=オートガレージ(宮城県東松島市)
▽組織改革賞=EURO CARS(鹿児島県鹿屋市)
▽事業承継賞=石泰商会(愛知県西尾市)
▽人材育成賞=ウィン(愛知県岡崎市)
▽人材育成賞=定光鈑金(岡山市南区)
【社会貢献領域】
▽地域貢献賞=中根モータース(岐阜県土岐市)
▽ダイバーシティ・チャレンジ賞=NPO法人ニルスの会 D.Factory(札幌市東区)
▽交通安全啓発賞=ナオイオート(茨城県取手市)
(2024/3/19修正)