14日に北海道札幌市で走行中の軽自動車から左前方のタイヤが脱落し、近くの歩道を歩いていた女児を直撃した事故について、斉藤鉄夫国土交通相は20日の閣議後会見で「事故を起こした車は不正改造の疑いが高い」と語った。車検時の写真などを物流・自動車局で確認したという。

 斉藤国交相は「不正改造は自動車の安全・安心を脅かす重大な法令違反であり、国交省としては不正改造車の排除に努めている」とした上で「今回の事故についても、速やかに事故原因の究明が図られるよう、警察の捜査に全面的に協力していく」と述べた。