部品商社の明治産業(竹内眞哉社長、東京都港区)は、〝空飛ぶクルマ〟やドローンの運用システムの開発などを手掛けるエアモビリティ(浅井尚社長、同)の第三者割当増資を引き受けたと発表した。両社の協業で、空飛ぶクルマに関連する整備士の育成プログラムの提供や補修部品の流通などに向けた取り組みを進める方針。

 明治産業は、自動車用の補修部品を販売しているほか、整備士向けの技術研修なども行っている。今後、空飛ぶクルマが実用化された際に、整備や修理のニーズが高まると想定し、早期に対応できる基盤づくりにつなげる。同社では主力事業を通じて得たノウハウを生かし、将来的な需要の変化に対応できるサービス体制を構築する考えだ。