ドライビングシートメーカーのブリッド（高瀬嶺生社長、愛知県東海市）は、コンフォートリクライニングシリーズに迷彩柄の生地を採用した「GHOST（ゴースト）」シリーズを今年発売。従来のファンのみならず、SUVユーザーからも「クルマの内装に合わせたい」と注目されている。難燃性の生地で、グリーン・カモフラージュとブルー・カモフラージュの２色を展開する。EUROSTER（ユーロスター）ⅡとSTREAMS（ストリームス）をベースとし、ユーロゴーストとストリームスゴーストの2モデルが発売されている。
ユーロゴーストは、身体を優しく包み込みホールドする形状のスポーツコンフォートモデルで、ロングドライブに必要な快適性を持たせている。また、生地にオリーブグリーンとカモフラージュ柄を組み合わせた「ユーロゴーストX（クロス）」も発売されている。ジムニーへの取り付けを想定し、ボディーカラーにマッチさせるなど、遊び心とアクティブさを兼ね備えたシートとして、提案しやすい製品だ。
ストリームスゴーストは、人口工学に基づいた形状で腰椎への負担を軽減するメディカルコンフォートモデルで、長時間のドライブでも快適で疲れにくい。ラグジュアリーな雰囲気を併せ持つ同製品は、高級SUV車種にもマッチする。高瀬社長は「すわり心地もさることながら、ワクワク感があるシートで、安心してドライブを楽しんで欲しい」と、シートを変える文化を醸成し、幅広い層のユーザーを取り込んでいきたい考えだ。
価格は、ユーロゴースト・ユーロゴーストクロス・ストリームスゴーストともに、13万9700～15万6200円（消費税込み）。別売の専用アームレスト（右用・左用）は各9350円（消費税込み）。
また今月18日に、ゴーストシリーズの生地を採用した「シートガードエプロン」が発売された。簡単な着脱でシートを傷から守り、ヘッドレスト部にはブリッドのロゴが入る。価格は3850円（消費税込み）で、収納袋も付属する。近日中にリアシート用も発売を予定している。
