トヨタ紡織は「インテリアスペースクリエイター」として新しい価値の創造を目指している。今回は同社のコア技術や新価値創造につながる技術、カーボンニュートラルの実現に貢献する環境技術などさまざまな技術・製品を紹介する。

 初出品となるMaaSライドシェア空間コンセプトシート「MX Prime」は、自動運転レベル4を想定した都市部ライドシェアモビリティーのための車室空間「MX221」の最上グレードシート。短時間で快適な仮眠に誘導するシステムのほか、パーソナル音響やリフレッシュ機能などを搭載し、極上の移動時間を提供する。また、タッチセラピーを再現するリラックスシート「Remote Touch Therapy(リモート タッチ セラピー)」を初めて出品する。タッチセラピーの優しくヒトをさする繊細な力加減を、遠隔で触感を伝送できる技術「リアルハプティクスⓇ」によって記録・再現したリラックスシートとなっている。

 その他の展示としてFCモバイルバッテリー(当社のコア技術を生かし水素を利用した燃料電池)、LEXUS新型RXフロントシート(新クッション長可変機構を搭載)、高耐衝撃性透明バイオポリマー(強度に優れた透明な植物由来樹脂)などを紹介する。

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