住友ゴム工業は2日、サステイナブル原材料の使用比率を38%に高めたレース用タイヤを開発したと発表した。今後も開発と改良を続け、2024年内に一部のレースへの投入を目指す。

 天然ゴムや天然由来の原材料の活用、リサイクル鉄を再生した材料を使用することで、サステイナブル原材料の使用比率を従来の20%から向上している。サイドウォールのロゴステッカーには、「ダンロップ」のロゴから放たれた矢が、SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標を意味する17マスのチェッカーフラッグに到達するというイメージの新たなデザインを採用した。

 鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で4日、5日に開催される「2023鈴鹿サーキットモータースポーツファン感謝デー」で、同タイヤを装着した車両がデモンストレーションレースを実施する。