米国工場(ニューヨーク州)は省力化投資を進める

住友ゴム工業は、2023年からの新たな中期経営計画で、不採算な事業や市場からの撤退を含む構造改革に踏み切る方針を明らかにした。天然ゴムや合成ゴム、鋼材などの価格高騰や物流コストの上昇で主力のタイヤ事業を中心に採算が悪化している。当初は今年中に予定していた公表時期を来年2月に先送りし、収益強化に重点を置いた計画に見直す。「選択と集中」を推進する方針…