車内に入る赤外線を制御し、冷暖房電力を抑える(イメージ)

林テレンプ(林貴夫社長、名古屋市中区)は、自動車用の調光フィルムを2026年にも実用化する。消費電力が少ない上に、赤外線を車内に採り入れたり、遮断したりできることが特徴だ。冷暖房に用いるエネルギー消費を抑え、電気自動車(EV)などの航続距離を延ばせるとして国内外の自動車メーカーに売り込む。開発中の調光フィルムは「エレクトロクロミック(EC)方式」…