4~6月期の実質国内総生産(GDP)が前期比0.9%増、年率換算で3.7%増となり、景気が底を打ったかのようにいわれる。が、多くの人々にとって実感はないだろう。中身は経済対策によってかさ上げしたのが実情で、自律回復にはほど遠いといえる。財政政策の効果が薄れる来年には「二番底」を危惧(きぐ)する声も出ている。4~6月期のGDP実績で注目すべきは、物…
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4~6月期の実質国内総生産(GDP)が前期比0.9%増、年率換算で3.7%増となり、景気が底を打ったかのようにいわれる。が、多くの人々にとって実感はないだろう。中身は経済対策によってかさ上げしたのが実情で、自律回復にはほど遠いといえる。財政政策の効果が薄れる来年には「二番底」を危惧(きぐ)する声も出ている。4~6月期のGDP実績で注目すべきは、物…
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