ホンダは12月12日、旧型スポーツモデル向けの新たなヘリテージサービス「ホンダ・ヘリテージ・ワークス」を2026年4月1日に始めると発表した。同サービスは一部の純正部品を復刻し供給する「ホンダ・ヘリテージ・パーツ」とその部品を一部活用したレストアサービス「ホンダ・レストレーション・サービス」で構成する。まずは初代「NSX」からサービス展開し、将来的には他の旧型スポーツモデルにも広げていく予定。
ヘリテージ・パーツは当時と同様の材料や製法で再生産する「純正復刻部品」と、新たな材料や製法で部品を再現する「純正互換部品」を用意する。
レストレーション・サービスは従来の「NSXリフレッシュプラン」で実施したサービスに、ヘリテージ・パーツも活用し車両を復元する。サービスの刷新に合わせて、NSXリフレッシュプランを運営していたリフレッシュセンター(栃木県芳賀町)の名称を「ホンダヘリテージワークス高根沢」に改称する。
対象となる初代NSXは、現在も国内で約5000台の保有があるという。
ヘリテージパーツの受付は、全国のホンダカーズを通じて4月のサービス開始に合わせて開始する。レストレーション・サービスは、1月から全国のホンダカーズで申し込み受付をはじめ、4月から施工を開始する。申し込み方法や価格などの詳細は1月上旬に、ホンダ・ヘリテージ・ワークスの公式ウェブサイトで公開する。


















