電動化の波が鉄道にも押し寄せている。ローカル線や都市部から中小都市を結ぶ基幹路線の一部は、電化されておらずディーゼル車両で運行されている。車両の老朽化が進行する背景から、旅客会社各社(JR)はメーカーと共に最新鋭の鉄道車両の開発を進めている。JR九州は2019年に、非電化区間のローカル路線、香椎線の気動車を新型の蓄電池電車にすべて置き換えた。電化…