写真46 ブガッティ・タイプ40 1928年製 独仏国境の街モールスハイム市(町はフランス側)にあったドイツ・コーチビルダー「ヴィルダ~ケア・ガングロッフ・コールマール」製 1.5リッター12バルブエンジンに2シーターのブガッティでは小型車を生産 なお、このモールスハイム市はブガッティの誕生した街であり、VWの傘下になってもブガッティ車はこの町で生産されている(ドイツ博物館自動車分館)

5月22日付「カロッツェリア④」の続き(2)フランス車フランスのコーチビルダーの発展は1894年創業のドライェ(Delahaye)が重要な地位を占める。トラックが主力だったメーカー だが1930年代に高級車 分野に本格的に参入。ただし開発に力を入れたのは「エンジンの高性能化と車体の豪華さ」である。ツインカム・ マルチバルブエンジンはドライェの発明…