約10億円を投資してGFRPの成形設備を新設するベネットのミロヴィツェ工場。2022年秋の稼働を予定

自動車の低燃費化につながる軽量化素材として、一時は鋼板からの材料置換が進むと期待されたものの、樹脂メーカーが期待するほど、採用拡大が進まなかった繊維強化プラスチック。帝人は従来型ビジネスである素材を供給するビジネスモデルから戦略を変更することで活路を見出そうとしている。帝人は2017年にコンチネンタル・ストラクチュラル・プラスチックス(CSP)を…