三菱自動車 加藤隆雄(かとう・たかお)代表執行役CEO

2021年度の黒字転換に向け、痛みを伴う構造改革を断行する三菱自動車。コロナ禍の逆風の中でスタートを切った新中期経営計画は、新型車の投入や固定費の削減、販売の質向上などによって徐々に効果が表れ始めた。(長谷部博史、福井友則)―21年の見通しや抱負は「自動車産業は一定の回復に向かい、ワクチンの開発状況も考えれば、今年は去年よりも間違いなく良い。コロ…