トヨタ自動車と発電機などを手がけるデンヨーは17日、水素を動力源とした移動電源車=完成イメージ=を開発し、実証事業に入ると発表した。

 トヨタ「ダイナ」をベースに燃料電池(FC)スタックや27本の高圧水素タンク、関連機器を架装した。燃料電池車(FCV)として自走し、屋外イベント会場や被災地などで電源を供給する。往復で約200㌔㍍を自走した上で、約72時間(3日間)の電力供給(最大出力8・5㌔㍗)が可能。発電時に生成される水(約450㍑)も活用できる。

 環境省の補助も受けて二酸化炭素(CO2)の削減効果や耐久性などを検証し、実用化を目指す。