ピストンリング、バルブ各社の2020年4~6月期連結決算は、世界規模で広がった自動車メーカーの操業停止、減産影響が直撃した。主要4社全てが営業赤字を余儀なくされたほか、2社は最終損益も赤字だった。原価低減や経費削減などコスト圧縮を図ったものの補えなかった。21年3月期通期業績見通しは、未定の日鍛バルブを除く3社が減収を予想し、1社が最終赤字を見込…