インドの2019年新車販売台数は、前年比13・3%減の約382万台だった。前年実績を下回るのは5年ぶり。景気減速が続く中、金融機関の貸し渋りや異常気象による農業の不振などが響いた。政府は景気刺激策の一環で新車販売の下支え策を打ち出し需要回復を狙うが、新たな排ガス規制対応による車両価格の値上げもあって早期の回復は厳しい情勢だ。内訳は、乗用車が前年比…