東日本大震災で得た教訓は、「次の災害」を見据えたモビリティ施策の必要性を考える契機となった。大規模災害時は平時と異なるニーズが顕在化。地方で重要な生活基盤のクルマも単なる移動手段の道具だけではない価値が再認識された。その一つが電源供給だ。価値提供は「パーソナル(個人)」にとどまらず、地域やインフラなど「ソーシャル(社会)」まで広がる。日産自動車は…