上場自動車メーカー9社の2018年4~12月期連結決算が12日、出そろった。新興国通貨安や原材料費の高騰などが利益圧迫の要因となり、スズキといすゞ自動車を除く7社の純利益が前年同期を下回った。競争激化に伴う販売促進費と次世代技術の研究開発費の増加も利益面で重荷だった。米中通商問題や欧州の景気減退など先行きへの懸念材料もあり、通期予想を据え置きまた…