梅雨明けとともに十分な注意と対策が必要だ

気温が上がるに連れ、熱中症の疑いで救急搬送される人が急激に増えている。消防庁によると、7月1週まで週当たり500~800人で推移していた救急搬送数は2週目に3千人以上に跳ね上がり、各地で死亡例も報じられている。梅雨明けとともに一層の警戒や対策が必要だ。熱中症は、長く高温多湿の状態にさらされることで体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能が失…