7月度の自動車業類は、6月に続き新作CMの投入やタレント起用を軸とした訴求展開が継続して見られる中、マツダの「CX-5」が2カ月連続で首位を獲得した。綾瀬はるかさんを起用したCMが引き続き支持を集め、6月からの勢いを維持した。
今回、自動車業類の中で注目したのがダイハツ工業「タフト」。ダイハツは先月から、「タント」に堺雅人さん、「ムーヴ」に山本耕史さんを起用するなど、複数ブランドでタレントを活用したCMを展開している。7月は軽SUVタフトで、2026年7月15日の一部改良にあわせて新CMを投入した。
新作では「かわいいだけじゃ、物足りない。」というスローガンの下、CUTIE STREETと永山瑛太さんが共演。新色のスパークオレンジメタリックの車両が走行するシーンも織り込みつつ、ラストでは同色の背景のもと、タフに生まれ変わった姿のCUTIE STREETと永山さんが車両と並んでポージングするカットで締めくくられている。CMの楽曲には、CUTIE STREETの代表曲「かわいいだけじゃだめですか?」のアレンジを採用している。加えて、ウェブ上では縦型動画も展開しており、「タフの伝道師」を演じる永山さんが、彼女たちに対して、“丸い車”とは異なる角ばったタフトの魅力を伝える構成となっている。
テレビCMのオンエアは調査期間内で4日間と限られていたものの、同CMは好評を得て自動車業類の3位にランクイン。男性層を中心に支持を集めた。CM好感要因では「出演者・キャラクター」に加え、「映像・画像が良い」の評価が伸びた。視聴者からは「女性グループと車が良い。特に車の画像が良かった」、「瑛太さんのかわいくないSUVというキャッチコピーがとても良い」といった声が上がっており、アイドル的な存在と“タフさ”を打ち出した車両コンセプトとのギャップに加え、キャッチコピーも印象を強く残す要因となっている。
ダイハツ、マツダとも、出演者やビジュアルに加え、キャッチコピーまで含めた統合的な表現により、商品理解と印象付けを両立させている。




















