ルネサスエレクトロニクスは、2026年熊本地震の影響で稼働停止していた川尻工場(熊本市南区)の生産を、当初の計画を1日前倒しして8月4日から一部で再開した。熊本県内では、台湾の半導体受託生産大手の台湾積体電路製造(TSMC)の半導体工場、ソニーグループのイメージセンサーの生産拠点も順次、稼働を再開している。九州地域にある半導体生産拠点は、8月中に震災前のレベルに生産ペースが回復する見通し。
川尻工場は車載向けマイコンやアナログ半導体などの前工程の生産拠点で、7月28日の地震発生後、稼働を停止した。建物や設備に目立った被害は生じていないが、クリーンルームや設備の安全確認を進めてきた。
8月5日に段階的に生産を再開する予定だったが、安全確認などが進んだことから計画を前倒しして8月4日から一部で生産を再開した。8月中に震災前の生産能力に戻すことを目指す。
年内をめどに、生産停止していた分を挽回生産することも検討している。


















