〈人テク展2026横浜〉トヨタ紡織、分割構造のシート「Tブロックス」を初公開 解体容易にしCO2も削減

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  • 2026年5月28日 05:00

トヨタ紡織は「人とくるまのテクノロジー展2026横浜」で多機能ブロックシート「Tブロックス」を初公開した。背面・座面・側面を分割して解体しやすい構造にすることでリサイクル性を高めた。ウレタンの使用量も削減し、二酸化炭素(CO2)排出量の削減につなげた。すでにレクサスの新型「ES」(中国仕様車)に搭載されており、採用車種の拡大を目指す。

シートを6つのブロックに分割して解体しやすくするとともに、それぞれに基材樹脂を内蔵してウレタンの使用量を削減した。座面部ではサイドから側面部にかけて基材樹脂がウレタンを持ち上げるような構造とし、左右・前後の体の動きを抑制することで乗り心地性能も高めた。

乗り降りで消耗しやすい側面部などは、部分的な交換もできる。ブロックを組み合わせ、体格や好みに合わせたカスタマイズも可能にした。

シートの両サイド部分は基材樹脂の形状を工夫することで、サイドエアバッグの作動を妨げないようにしたほか、エアバッグ展開時に樹脂が破損しないようにした。

今後は新工法の開発にも取り組む。担当者は「従来構造ではカバーをかぶせる際に高度な技術が求められた。ブロック単位になると取り回しがしやすく、組み立ても容易になる」とし、将来的にはロボットによる自動化なども検討していくという。

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