フランス自動車大手ルノーのスペイン法人は5月7日、スペインでの新たな車両生産割り当て計画を巡り、労働組合と合意に至らず、停止した。他国での生産も選択に入れることになりそうだ。
2028年からパレンシアの工場で生産される予定だった3種類の電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)に影響を及ぼす。バリャドリードの工場での他の2種類のHVの生産維持にも支障が出る。約6000人が両工場で働いている。
ルノーは声明で、労働組合への最終提案で、合意できなければ、スペインの工場の生産能力を落とし、新車の生産を割り当てず、現在の労働者数の維持も保証しない考えを示した。
欧州第2位の自動車生産国であるスペインにとって打撃となる。スペインは、他の欧州諸国と比べ人件費や光熱費が低く、公的支援を提供することで自動車関連投資の推進に近年取り組んできた。
(マドリード・ロイター=時事)













