トヨタグループの2025年世界販売が6年連続で首位 HVが北米販売をけん引

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  • 2026年1月30日 05:00

2025年のグループ別世界販売台数で、トヨタ自動車グループが6年連続で世界首位となった。ダイハツ工業と日野自動車を含むグループの世界販売台数が前年比4.6%増の1132万2575台と2年ぶりにプラスに転じ、過去最高を記録した。2位のフォルクスワーゲングループは同0.5%減の898万3900台だった。トヨタは北米を中心にハイブリッド車(HV)の販売が好調に推移したほか、認証不正問題で24年が大幅に減少したダイハツの販売が回復し、グループ台数を押し上げた。

1000万台の大台超えは5年連続となる。地域別で好調だったのが北米だ。米国の追加関税影響はあったものの、「カムリ」や「ハイランダー」などHVの販売が好調だった。電気自動車(EV)などを含む北米の電動車販売は、同16.5%増の408万2527台と大きく伸びた。

2位のフォルクスワーゲングループと差をつけたのが中国市場だ。EV販売競争の激化で海外メーカーが軒並み苦戦を強いられる中、トヨタの中国販売は同0.2%増の178万396台と前年並みを維持した。開発から調達まで現地化を徹底した「bZ3X」の販売が好調だった。

高級ブランド「レクサス」の販売も好調に推移した。25年の実績は同3.6%増の88万2231台となり、過去最高を記録した。主力市場の北米では「RX」や「NX」「TX」などSUVが台数を伸ばし、過去最高を更新した。

2位のフォルクスワーゲングループは、米国の追加関税影響によって北米が同10.4%減、現地メーカーのEV攻勢が強まる中国販売の減少でアジアが同6.5%減となった。欧州では前年超えとなり市場シェアは約25%まで伸びた。3位の韓国ヒョンデグループは同0.2%増の724万4408台と微増だった。トヨタ同様、HVが北米で販売を伸ばした。

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