軽トラでアウトドア需要を開拓 スズキが「ハードカーゴ」製用品を取り扱い開始 キャリイは精悍なデザインに刷新

  • 自動車メーカー, クルマ文化・モータースポーツ
  • 2026年1月24日 05:00

スズキが新たな軽トラックユーザーの掘り起こしを強化している。軽トラ用カスタムパーツを手がけるハードカーゴ(田中宏之介代表、兵庫県丹波篠山市)の製品をスズキの推奨用品「スズキセレクトプラス用品」として1月23日から取り扱いを始めた。軽トラ向け用品を増やし、仕事と遊びを両立できる車として提案、新規ユーザーを増やしたい考えだ。

主に農家などの事業用として使用される軽トラ。2025年の販売台数は前年比1.8%増の14万577台だった。トップはダイハツ工業の7万3013台で、スズキは4万8931台と2番手だ。スズキ関係者も「(軽トラは)ダイハツが優位性を持つ領域」と悔しさをにじませる。シェアを高めるには、新規客アプローチが欠かせない。

その中で、新たな軽トラの用途としてスズキが着目したのは積載性や悪路走破性などの機能だ。仕事だけでなく、キャンプや山登りといった趣味でも使用できる車として、幅広い世代に訴求する。趣味に合わせたカスタマイズができるように、用品の充実を図る考えだ。

今回、1月23日に一部改良した「キャリイ/スーパーキャリイ」に合わせて、スーパーキャリイ向けに「ハードカーゴ」製のルーフラックやマッドフラップなどの用品も発売した。スズキ推奨用品としてスズキ販売店で発売する。1月9~11日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「東京オートサロン2026」でも、ハードカーゴ製の用品を装着したスーパーキャリイを展示し、来場者にアピールした。

軽トラ自体の商品性も高めた。一部改良したキャリイとスーパーキャリイでは、外観デザインを大きく変更。ヘッドランプは角ばった形状で「より精悍なデザイン」(担当者)とした。内装にはデジタルメーターディスプレーや助手席用カップホルダーなどを採用。幅広いユーザーが利用しやすい仕様に仕上げた。

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