市場調査会社インテージと日刊自動車新聞は、全国1万人の自動車ユーザーを対象に、自動車の購入に関わる意識調査を実施した。物価高を背景に、買い替えの先送りを検討するようになった人が半数弱を占めた。また、1割強のユーザーは次回買い替え時に中古車を選ぶ可能性が高くなったと回答した。車の保有コストや燃費の良さを重視するようになったという回答も半数を超えた。物価高が自動車の購入意向にも影響し始めている。
調査は9月30日~10月3日、新車を購入し保有している全国の男女1万348人(18~69歳)を対象にインターネットで実施した。
自動車の買い替え時期について、先送りする意向が強くなったか、の問いでは、「当てはまる」と回答した人の割合が46.4%と「当てはまらない」の17.9%を大きく上回った(円グラフ)。新車ではなく中古車を選ぶ可能性が高くなったか、の問いでは「当てはまらない」とした人が48.5%だった一方、15.1%の人が「当てはまる」と回答した。
車の保有コストを以前より意識するようになったか、については52.8%の人が「当てはまる」と回答し、「当てはまらない」(13.1%)を大きく上回った。燃費をより重視するようになったという人は59.7%と、ランニングコストの低い車を求める傾向が強まっている。
購入時や保有時の負担を軽くする新しい買い方についても聞いた。リース、サブスクリプション(定額利用)、残価設定型ローン/クレジットについて、名前を聞いたことがある人の割合は4~6割弱、内容を理解している人は2~3割だった(表上)。
次回、車を購入するときの支払い方法として想定しているかどうか(複数回答)の問いでは、リースが5.3%、サブスクが3.2%、残価設定型ローン/クレジットが13.3%。現在保有している車ではそれぞれ2.1%、0.7%、10.6%で、割合は低いものの、新しい買い方を選ぶ人が増える可能性がある。
ディーラーの満足度についてプラスに働いた項目は何か(上位3つを選択)との問いでは、「販売店の対応(商品説明、提案力)」が最も多く46.2%、「車両の性能」が39.3%、「定期点検や修理の対応」が22.9%などとなった(表下)。「契約内容が明確かどうか」(21.0%)、「サービススタッフの対応(説明、態度、技術力)」(19.5%)がそれに続いた。































