市場調査会社のインテージは、夏休みの過ごし方に関するアンケート調査結果を公表した。今年は物価高と円安に猛暑が加わり、あまりお金を掛けず、行動も控え目の傾向があるという。
全国の15~79歳の男女5千人を対象に6月19~23日にインターネットで調査した。それによると、今年の夏休み期間(7月19日~9月30日)に掛ける予算総額の平均は、前年を2.2%下回る5万7284円となり、2023年(6万146円)から2年連続で減少した。
夏休みの過ごし方で最も多かったのは「自宅で過ごす」で、全体の37.5%と昨年より若干増加した。一方、「国内旅行」「ショッピングや食事」など外出の予定は減少。特にキャンプやバーベキュー、公園、テーマパークといった屋外レジャーが目立って減少した。猛暑でないと仮定した場合は、テーマパーク、遊園地、大阪・関西万博に出掛けると答えた人が多かった。
海外旅行に掛ける予算は前年に比べ9.3%減少し、40万1707円となった。比較的予算が低めの韓国を行き先に選ぶ人が大幅に増えたことが予算全体を押し下げた。海外旅行に行きたいと思う為替相場を聞いたところ、「1ドル=100円未満~110円未満」と答えた人が50.4%を占めた。
調査結果についてインテージは、この夏は長時間屋外で過ごすレジャーを避ける傾向にあるとし「猛暑に対する防衛意識は一層高まっている」と分析した。7割の人が「物価高と円安が夏休みの予定に影響する」と答えたことから、猛暑と物価高・円安が相まって「今年の夏休みは行動が控えめになる」とした。

















