〈2026年9月度CM好感度ランキング〉ダイハツ「タント」が1年ぶりの首位 注目CMは日産「エルグランド」

9月度の自動車業類では、ダイハツ「タント」が8月からさらにスコアを伸ばし、1年ぶりに業類首位を獲得した。堺雅人さんを起用したCMを継続して展開する中、先月からさらに支持を広げる結果となった。

今回、自動車業類ランキングの中で注目したのは、日産「エルグランド」。2026年7月に16年ぶりとなるフルモデルチェンジを発表し、翌日から「エルグランド・イズ・バック」のコピーを掲げたCMを展開した。シリーズハイブリッドシステム「eパワー」や電動四輪駆動システム「eフォース」などを採用し、走りや乗り心地を向上させている。CMではこうした機能を細かく説明するのではなく、力強く走行する車両を中心に描くことで、16年ぶりに生まれ変わったエルグランドの存在感を印象付けている。

8月29日からはもう1作の新CMも投入。緑に囲まれた道や海に架かる橋、地平線を望む場所など、開放感のある風景の中を新型エルグランドが走り抜ける映像を用い、車そのもののデザインや走行シーンをじっくり見せる構成となっている。40歳代男性をはじめ男性層を中心に支持を集め、CM好感要因では「商品にひかれた」に続いて「映像・画像がよい」の評価が伸長した。モニターからは「16年ぶりのフルモデルチェンジ、日産ファンが待ちに待ったエルグランドの登場を短いCMで見事に表現している」、「フルモデルチェンジした存在感を印象付けている。“エルグランド・イズ・バック”という表現がターミネーターを連想させて面白い。斬新なフロントマスクが際立っている」といった声が寄せられ、久々のモデルチェンジに対する期待感や、新型車の存在感を評価するコメントが見られた。16年ぶりという大きな節目を「エルグランド・イズ・バック」というシンプルなコピーと力強い走行映像で表現したことが、商品そのものへの興味やCM好感度につながった。

その他、トヨタ「アルファード」は、2026年6月から約3年ぶりにCMの放映を再開している。アルファードならではの高級感を前面に打ち出し、ラストには25年1月に登場したプラグインハイブリッド車モデルも登場。従来から築いてきた高級感のあるイメージを継続しながら、新たなモデルも加えて商品ラインアップを訴求している。

エルグランドやアルファードでは、タレントを起用するのではなく、車両そのものを主役に据え、デザインや走行シーン、高級感などを映像で伝えることで、商品への興味を引き出す表現がみられた。

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