三菱自動車は8月3日、2026年4~6月期決算を発表した。売上高は前年同期比1.8%増の6198億円、営業利益が同78.8%増の100億円、当期純利益は同91.2%増の14億円の増収増益となった。中東情勢の緊迫化による業績影響は輸送費・原材料費の高騰を含めて120億円、台数では1万5000台のマイナスとなった。
世界販売台数は同8%減の17万9000台と減少した。一方、米国の追加関税(73億円)や環境規制対応費用(19億円)の減少、為替影響(113億円)などで増益となった。
販売面では、中東情勢による原油高や市況悪化を受け、国内(同4%増の2万9000台)とその他(同33%増の4000台)を除くすべての地域で減少。主力の東南アジア諸国連合は同7%減の5万台、オセアニアでは同28%の1万3000台だった。タイや豪州では燃料価格の高騰を受け、電動車シフトの加速や市場競争の激化で販売台数が落ち込んだ。
中東影響について岸浦恵介社長は「直接的な影響はほぼ4~6月期で(計上を)終了した。第2四半期以降は大きな影響は出ないだろう」と見通す。
2027年3月期通期見通しは、第1四半期の実績や先行き不透明な事業環境を踏まえ据え置いた。


















