〈2026年6月度CM好感度ランキング〉綾瀬はるかさん起用のマツダ「CX-5」が1位 「デミオ」以来24年ぶりの自動車業類首位

CM総合研究所(関根心太郎代表、東京都千代田区)は、2026年6月度のCM好感度ランキングを公表した。今回の対象期間である26年5月20日~6月19日に放映された全CMは2374銘柄(前月比9銘柄増)。このうち自動車業類は73銘柄(同5銘柄増)だった。

6月度の自動車業類は、ブランドアンバサダーの新規起用やタレントの刷新などを背景に、新作CMの展開が各社で相次ぎ、露出の増加が確認された。

その中で1位を獲得したのはマツダの「CX-5」。マツダとしては2002年9月度の「デミオ」以来、約24年ぶりの自動車業類首位となり、CXシリーズとしても過去最高スコアを記録した。

CX-5は、2026年5月21日に9年ぶりとなるフルモデルチェンジを実施し、3代目モデルとして刷新した。これに合わせて、マツダのブランドアンバサダーに就任した綾瀬はるかさんを起用した新CMを展開。運転免許を保有していないと言われている綾瀬さんが、運転席ではなく助手席に座る設定とすることで、ドライバー視点に限らない新しい車の魅力の伝え方を提示した。助手席から見た心地良さや安心感、同乗者も含めた移動体験の価値を、自然体の表情を通じて表現している点が特徴だ。さらに、THE BLUE HEARTSの「夢」をBGMに使用することで、前向きで開放感のある世界観を演出している。

男性層を中心に幅広く票を集め、特に50代男性で総合3位にランクインした。CM好感要因では「出演者・キャラクター」に加え、「映像・画像がよい」の評価も高く、「商品に引かれた」へも波及している。視聴者からは「モニターが大きくなったり色々と新しくなったりしていた」、「トランクルームの下に足をかざすとトランクが開くようで、便利そうだと思った」、「後ろも乗り心地が良さそう」といった声が上がっており、モデルチェンジによる進化点への認知に加え、助手席視点の演出を通じて使用シーンの具体的なイメージ喚起につながっていることがうかがえる。

また、同月度の動きとして、ダイハツの展開も注目される。「タント」に堺雅人さん、「ムーヴ」に山本耕史さんを起用するなど、複数ブランドでタレントを活用した新CMを投入しており、ブランドごとの個性を打ち出す動きが見られた。こうした各社の新規施策の活発化を踏まえ、今後の業類内の競争やコミュニケーションの変化にも引き続き注目が必要だ。

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